note

日々の研究を記します。

  1. HOME
  2. ブログ
  3. チカ .K
  4. マクロ経済学第17回 インフレギャップ

マクロ経済学第17回 インフレギャップ

 今回は、「インフレギャップ(inflation gap)」を考えます。

 何度か述べていますが、図表の総供給曲線(Ys)は、45度線のことです。それと総需要曲線(Yd)の交点から、均衡国民所得(Y0)が導けます。

 完全雇用国民所得(Yf)のときは、総需要が総供給を上回っている状態となっており、これを「インフレギャップ」といいます。

 この場合、超過需要となっていますので、品薄状態から、物価の上昇を招きます。

 そうならないためには、総需要抑制策が必要となります。

 具体的には、政府支出を減少させたり、増税したり、金融引締策を採用します。

 これは、前回のデフレギャップとの反対の政策といえます。

関連記事